ゴルフはメンタルスポーツ。いつものように娘の話。
娘の形容詞は「楽天的」「天真爛漫」「お調子者」……いろいろあるが、パパがゴルフ場で見るには「待ちぼうけ」…?
いわずとしれた山田耕筰の作曲。北原白秋の作詞の童謡である。
娘の場合、「昨日は、このクラブで届いた!(だから今日もこれで届く!)」と思いこむ。自然の中で、昨日と同じってことはまずない。そもそも、「昨日とピンポジ違ってるし」。
一度、うまく行くと、ひたすら同じことをやり続ける。その姿はまさにこそっと茂みに隠れて切り株を眺めている木こりに見える。
そのうえ、普段はのんびり屋の娘もいざゴルフとなると性格が変わるようで…、「なんで!?今日はうまくいかんの(怒)」とイライラしている。
以前、ある人に聞いた話では、「プロでも女子は意外とそんなもの。コース戦略とかを本人は考えているって言うけれど、周りからみれば、足りないって感じることも多い」とか。
こないだ、娘に「お前さあ、もうちょっと考えたら」って提案したら、「パパこそ、いつもそんなに考え込んどって…しんどくない?あんまり物事、深く考えたって一緒よ」
なんか、どっちが正しいか分からなくなってきた。
そんな娘も去年末に行われた大会では優勝。とりあえず、全国大会行きを決めた。パパは「こんなスコアで喜べんわ」と嬉しさ半分。娘は……手放し、いやいや両手を大きく天にかざす勢いで「ちぃちゃん(本人による一人称)、やったね、さっすが!!」と。のうてんきです。
【 東予営業所 Y・K 】