ひと雨ごとに春を感じる季節になってきました。この数年冬の間の楽しみにシイタケを作っています。
年明けて、直径50センチくらいのクヌギの木を数本倒します。これが結構危険で、20メートルくらいの大木はこちらの思うようには倒れてくれません。隣の枝に引っかかったりすると斜めのままチェーンソーで、細切れに少しづつ切って倒していきます。抱えるのも大変な元の部分は、山の中を転がしながら積み込んで移動して薪ストーブ用に割ります。
大事なのはここからで、先端側の直径20センチくらいの枝をしばらく伏せておいて、若い労働力を借りて菌の植え付けです。今年も1000個ほどのシイタケ菌を植えて40本くらいのホダ木(しいたけができる木のこと)を作りました。
日陰に立てかけてシイタケ菌が行きわたって、2年目くらいから毎週、毎週、肉厚のシイタケがたくさん出てきます。このためだけに寒い中頑張ってきました。お鍋に!天婦羅に!本当においしいですよ!
【 営業本部 O・C 】